【高野山】

高野山は一つの山ではなく、伊都郡高野町にある標高1000メートル前後の山々を総称したものです。平安時代に弘法大師が真言宗総本山となる高野山金剛峰寺を創建し、修行の場としたことから日本仏教においては滋賀県の比叡山と並び聖地ともいえる場所でもあります。現在では高野山内にある寺院数は117寺にも及び、一大宗教都市のような特異なエリアとなっています。

【那智山】

和歌山県の那智勝浦町一帯にそびえる山々の総称で、標高966メートルの大雲取山や909メートルの烏帽子山、妙法山など標高1000メートル近い山が連なっています。那智山全体が吉野熊野国立公園に属しており、今でも那智原始林のような豊かな自然を残しています。高野山同様に多数の寺院が存在しますが、滝をご神体とするなど自然そのものを信仰の対象とした寺院もあります。

【龍門山】

紀の川市にある標高755.9メートルの山です。和歌山平野における名峰として古くから親しまれ、その形状の美しさから紀州富士と呼ばれています。南北朝時代の1359年に、南朝の四条隆俊と北朝の畠山義深が激闘を繰り広げた「龍門山の戦い」の場としても知られています。