【和歌山城】

安土桃山時代の城づくりの名人、藤堂高虎によって築城された和歌山城。濃い緑の虎伏山をバックに白亜の天守閣が一層映え、堂々たる存在感を示しています。日本100名城にも選出されている和歌山城は、1585年に豊臣秀吉が紀州を平定した後に築城され、江戸時代に入ると徳川家康の第10子となる徳川頼宣が入城し、紀州55万5千石を治める拠点となりました。以降、水戸・尾張とともに徳川御三家の一つとして繁栄し、長期にわたって江戸幕府を支えてきたのです。和歌山城のシンボルである三層の天守閣は第二次世界大戦での空襲で焼失してしまい、現在見られる天守閣は1958年に再建されたもので、中には紀州徳川家ゆかりの品々が納められています。虎伏山の頂上にある為、市街地を360度見渡すことができ、その眺望の良さに目を奪われることでしょう。

【紀州東照宮】

徳川家にゆかりのある和歌山で、江戸幕府初代将軍・徳川家康と紀州藩初代藩主・徳川頼宣を祭神とした神社で、「西の日光」とも呼ばれています。1621年に創建された紀州東照宮は権現造りで、色彩豊かで精巧に造られた欄間を始め、彫刻やふすま絵に江戸時代の芸術の素晴らしさを感じる事ができます。建物は拝殿や本殿・楼門・東西回廊などが重要文化財に指定されており、時間があればゆっくり見て欲しいスポットとなっています。

【紀三井寺】

正式名は紀三井山金剛宝寺護国院、西国三十三箇所第番札所の紀三井寺は、西暦770年創建の歴史ある寺社です。楼門・鐘楼・多宝塔・木造千手観音立像などが重要文化財に指定されており、見どころが多数あります。紀三井寺の寺名の語源となったのは「清浄水」「楊柳水」「吉祥水」の3つの湧水であり、三井水として名水百選にも選定されています。また紀三井寺の眺望の良さは格別で、山の中腹にある寺からは和歌山市街地を一望でき、境内には関西一の早咲き桜として知られる桜が植栽されていて桜の名所となっています。