【熊野那智大社】
詳しい創建年度は不明だが、仁徳天皇の時代に創建されたであろうと伝えられている古社で、熊野三山の一つ。2004年7月には熊野那智大社社殿及び境内地は「紀伊山地の霊場と参拝道」の一部としてユネスコの世界文化遺産にも登録されました。建物は左右に並列する第一殿から第五殿と左前方に位置する第六殿、さらにその手前にある御県彦社、これらを囲む鈴門及び瑞垣の合計8棟が国の重用文化財に指定され、山林の緑と社殿の鮮やかな朱色が独特の風情を生み出しています。
【那智の滝】
那智山にはたくさんの滝が存在しますが、その中でも特に有名なのが「那智の滝」でしょう。日本三名瀑の一つにも数えられ、最大落差133メートルは日本一です。上流側の岩盤に三つの切れ目があり、滝は三筋に分かれて落下し始めるところから、三筋の滝という別名を持っています。那智山に存在する滝は、僧たちの修行の場として使用され、近くにある熊野那智大社も那智の滝を神聖視する原始信仰から始まったと言われています。
【忘帰洞】
紀州藩主の末裔が「帰るのを忘れるほど心地よい」と言ったことから、その名がつけられたという忘帰洞温泉には、約1000平方メートルもあるという広大な洞窟内に天然の露天風呂があります。たびたび打ち寄せる波の音が洞窟内に響き渡り、ちょっと変わった気分を味わうことができます。八代将軍・徳川吉宗も入湯したといわれる忘帰洞なので、殿様気分を体感できるかもしれませんよ。